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2011年12月28日 (水)

西風の女神舞う林を (3)

「初夏の夕方に羽をキラキラと輝かせながら、ミドリシジミがハンノキ林を飛び回る様子は、
埼玉の原風景の象徴といえます」
(さいたま市の「県の蝶ミドリシジミを見る集い2011」案内文より

ちょっと前の話になりますが、今年もまた行ってきました、「ミドリシジミの林づくり」。
戸田市の「戸田ヶ原自然再生事業
」の一環です。

去年の記事。
西風の女神舞う林を (1)

西風の女神舞う林を (2)

場所は荒川沿いの、昔「戸田ヶ原」と呼ばれ、今は「彩湖・道満グリーンパーク」と呼ばれる公園の敷地内。
去年タネを取って育てた苗を、今年はハンノキ林の周囲に植えていく予定。

01  02
小苗はこんな感じ。尊敬です。

自分は残念ながら芽が出ませんでした・・・orz
春先、完全に乾燥させてしまったことがあって、それが原因ではないかと思われます。
ハンノキはそもそも湿地に生息する植物なので、乾燥は厳禁なのであります。

03
今年は助手二人をともなって。まあ遊び半分ですが、何か学んでくれればいいな。

04  05
あらかじめポールを立てたところに植え込んでいきました。
ここが何年か後、ハンノキ並木になる予定。

06
公園入口の駐車場付近の100x20mほどの細長い区画に、かろうじてハンノキ林が残されています。
残念ながら現在、この林にはミドリシジミの生息は確認されておりません。
ただしここから何kmか北のさいたま市内の公園のハンノキ林には、
今も「県の蝶」ミドリシジミの繁殖地となっているそうです。
その林とつなげてミドリシジミの「ハンノキの通り道」を作るのが目標。
なんとも悠長な話ですが、それだけ夢のある話であるとも言えると思います。

07  08
苗を植え終わった後は、去年と同じくハンノキの種取り。
今年は去年に比べてかなりの不作。なんでかな。

09  10
ブルーシートに落とした種を集めます。
小さな松かさの集まったみたいな形状。

11
指で揉むと種が出てきます。

12  13
たくさん集めたのを鉢土に蒔きます。100粒蒔いて5個から10個くらい芽が出ればいいほうだそう。
まあ、園芸種じゃないから、仕方ないですね。
でも、来年こそ。

14
かつてはまったくの普通種だったにちがいないミドリシジミの標本。
光が当たるとキラキラと光ります。

15  16
雄と雌。色が違うのがおもしろいですね。

ではでは、またまた

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コメント

Fuさん、こんにちは。

これは「緑のゆび」の出番ですなあ。
娘ちゃんが持ってたりしないですかね?
たくさん芽が出るといいですね。

それにしても戸田市ってそんなことしてたんですねえ。
何年も通ってたのに知りませんでした。

ところで今年。
おおみそかに「トンデモ関係番組(UMAとかUFOとか」がないので、とっても寂しい私です。
しょうがないから紅白見るか…。

来年もよろしくお願いいたします。
良いお年を。

投稿: ほんたべ | 2011年12月30日 (金) 11:07

ほんたべさんこんにちは。

今年もおしせまってきましたねえ。

>それにしても戸田市ってそんなことしてたんですねえ。
何年も通ってたのに知りませんでした。

そうなんです。
なかなか戸田市ってこういう活動が不活発といいますか、そもそも準工業地域的な場所が多いので、感心のある人もあまり多くないみたいです。
それでも中には「昔の環境を取り戻せればなあ」という奇特な方が何人かいらっしゃって、固有の植物(サクラソウやトダスゲなど)を湿地に取り戻そうとする活動を細々とやっているわけです。
ミドリシジミだけでなく、ホンドギツネやカヤネズミが当たり前のように暮らせるくらい自然が回復すればいいなと思ってます。

>おおみそかに「トンデモ関係番組(UMAとかUFOとか」がないので、とっても寂しい私です。

あ、そういえば。
あれば何はともあれ見るんですけどね、僕も。オカルティストとして。

ちなみに紅白歌合戦が男女別の対抗だってことに近ごろ初めて知りました。

ではでは、ほんたべさんもよいお年を!

投稿: Fu | 2011年12月31日 (土) 10:24

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