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2015年4月13日 (月)

a day in spring - 春に低山を往く -

春! なので、ちょっと早起きして電車に揺られ、2時間くらいの山里へ。
別だん深い意味も目的もなく、ただなんとなく。「日帰りハイキング」的な小冊子を携えて。

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はい着いた。家にいるのは憚られるいい天気。
ウグイス、ガビチョウ、やかましいほどの鳥の声。


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今日はご町内の草刈り・清掃活動日らしく、三々五々家族が連れ立って家に帰ってく。
「こんにちはー」



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山へのとちゅう、舗装道路の割れ目にりっぱなスミレが。
ゴージャスな花つきっぷり


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だけど早朝の草刈りは容赦なかったらしい。
スミレ、タンポポ、ツクシ、カキドオシ・・・。あちこちで無残な姿を見かける。
上のやつはあまりにも花つきがよすぎてさすがに刈れなかったのだ。



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かろうじて魔の手からまぬかれた感。よかったねえ


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山道に入りかけたころからいろいろいろ出はじめる。
ヤブレガサ(?)の下にスミレ。スミレはずいぶん暗いところにもある。
もう少しいろいろあるかと期待してたけど、ほとんどがタチツボスミレっぽい。


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こんなのも出てきてました。マムシグサ?


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池の上にはまだサクラ。花びらはらはら、下のほうでカエルの声


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しばらく行くと、だんだんうっそうとしてきましたよ


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シダの芽出しがきれいです。



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ちょっとずつちょっとずつ進む。というか進まない。
一歩進んで二歩下がる、みちくさ登山の極意なれば。


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しめつけの刑に処された木とか


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基本、中腹まではこんな感じの人工林。


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アオキの葉に赤いダニ。
あまりたくさんあってがっかりする木だけど、花は意外に地味かわいい

 

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てなわけで、ガイドブックには所要一時間とあるもその倍以上かけて堂々の登頂。標高344メートル!
関東平野を(なんとなく)見下ろす。

さっきあっというまに追い越していった4人連れの若者たちの楽しげな声がはるか下のほうから響いてきます。
ちっ。



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山頂付近の日なたにもいろいろ。

で、下りはとっとと歩こうと思ってたら、だんだんじめじめぐちゃぐちゃしてきた。沢の音。
なんかネコノメソウでも出そうな予感

・・・とか思ってたら、ほらやっぱり出た。
予感がして出るのはたいがいお化けかネコノメソウかどちらかなんです

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日陰の湿った場所のナイスな群落。(でもなぜバイク...)


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うーむ、いい。


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いいなーこの感じ、きれいだー。しばし呆ける。


で、また時間が過ぎる・・・


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よーく目を凝らすと、花が咲いている。



いつまでもとどまっていたい思いをえいやと振り切り、歩き出せば


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また足を鈍らせるもんがいろいろあって・・・。



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ケシ科のキケマンがわりとあちこちに咲いているのに気づく。
山ん中でこの色はわりと目立つ


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花のアップ。この緑色の斑点が萌えポイント。


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うちのほうでもよく見かけるムラサキケマンも、標高が下がるにつれてたくさん。


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そのすぐそばに、こちらのほうが優勢なくらいのシロヤブケマンが。
ムラサキケマンの白花バージョンだそうな。花の先っちょに紫色が残ってる。


この斑点さえなくてほぼ純白なのもあるそうで、それはユキヤブケマンというらしい(かなりややこしい)が、探したけどなかった。

たしかいつだったか関西方面で見かけたことあったな。あとで写真探してみよう


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それにしても、互いにこんな近くで3種のCorydalisが共生してるなんて、交配とかしないんだろか?
(写真は手前ぼけぼけのムラサキケマンとシロヤブケマン)


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・・・とかなんとかぼけーと考えながら歩いてたらもうふもとです。
キランソウとかクサイチゴとか咲いてた。


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ああ、とうとう下界だわ (← 大げさ)


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さて駅へ。金網からトウダイグサがぬっと顔出しててビビる。
「おれが何したってんだ、早くこっから出してくれよおぉ」



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庭先にも。このあたりの平地にはこの植物が多い。
いつだったか飯能のお寺のそばの畑の畦地にもいっぱい生えてたっけ。


・・・とかぼんやり歩いてると、道に羽が散乱してる。何?

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カラスが花のあいだに横たわってました。埋葬かよ。(閲覧注意 ← 今さら)



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春らんまんだ~♪ (故・大瀧詠一師匠の歌声が頭ん中ぐるぐるまわる)


ところで、そういえば起きてから何も食べてないな。

ちょっと(いやかなり)さびれた駅前におもしろそうなお店発見。すぐ入る。
自家醸造でビール作ってるお店だって。こりゃ飲むでしょ。昼だけど。

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山椒のポーター。空きっ腹どころか空きっ五臓六腑に沁みるわ。
すぐそばで有機で栽培してるという野菜もまた美味し。


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パンも濃ゆい味で好み。奥は「雑穀ヴァイツェン」。
ライ麦、キビ、アワなんかも原料だそうでかなり雑穀感あり。これは美味い。雑穀ばんざい。


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・・・と、いうわけで、さてと、のんびり電車で帰りましょう。
春ののどかな一日、奇跡的にほわんと晴れた日曜日なのでした。

ではでは、またまた

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