カテゴリー「 日陰の庭」の21件の記事

2012年4月 3日 (火)

ツバキに見惚れる

しばらくさぼっていたブログ、ぼちぼち再開してみます。
桜開花の話題もちらほら、でも今年は例年より遅いですね。

遅いといえば。
例年3月下旬には咲いていたツバキが、ここ数日の暖かさでやっと開花しましたよ。

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この艶かしい色!

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日中、光が当たるほんの一瞬の輝き。

このツバキ、確か数年前に近くの植木市かなんかで購入した。うる覚えだけれど。
買ったときに花がついていたかどうかは忘れたけれど、
春に咲いた花の美しさにしばし見惚れたのを覚えてる。

ヨーロッパに渡って改良された品種のような派手さはなく、一重咲きで地味だけれど、
何ともいえない落ち着いた風情がいいな、と毎年思うんです。

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実はまだこんなに小さくて、高させいぜい60cmくらい。
でも庭の一角がとても華やいでる。

見て分かるとおり原種に近い園芸品種です。

   ヤブツバキ(Camellia japonica)、ツバキ科。
   日本原産の常緑樹。いわゆる照葉樹林の代表的樹種のひとつ。

ちょっと荒れたような林のヘリとかで自生してるのをごく普通に見かけますね。
毎年虫もあまり飛んでいない冬から春にかけて咲くけれど、どうやって受粉してるかというと・・・。

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3年前くらいの同じツバキの写真。右側のは明らかに黒い点々がありますね。
これは、この花の蜜を吸いにきたときに付けたメジロの爪跡。
つまり、花粉の媒介は主にメジロ、ヒヨドリなどの鳥が行っているんですね。

「陽だまりが期待できない深い森林の中で花を咲かせるヤブツバキにとっては、低温で活動が鈍る昆虫相手では十分な効果が期待できないかもしれない。恒温動物である鳥をターゲットにすると、低温時でも十分な花粉媒介が期待できる。加えて飛翔距離が長いので、遠隔地の個体からも花粉をえることができよう」
植物生態研究室(波田研)のホームページ
より)

・・・なるほど。

今年は幸いなにことに(?)メジロたちはどこかに旅立ってしまわれたので、もうこういう黒点がつくこともないでしょう。
でもヤツらが蜜を吸う場面の写真、撮りたかったなー。
ヒヨドリの場合は花弁ごとむさぼり喰うだけだし・・・。

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これも3年くらい前に撮った写真で、いちばんのお気に入りだったもの。
開ききらない奥ゆかしさと、くすんだ色合いがなんとも。

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そしてこれがほんの数日前に撮ったもの。
ベストを更新したかな?

ではでは、またまた 

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2011年3月 1日 (火)

Byca-auren、咲く

まさに三寒四温のこの時期、「そろそろ芽でも」と探しても、まだそんなに変化も見られない。
毎年一
どきにくるんだよ、そわそわしどおしの日々がもうすぐそこまでやってきたんです

と、真冬のあいだもジッと緑の葉を落とすことなく耐え忍んできたひと株の野草に、
よく見るとたった一輪だけだけれども花が咲いてるのに気づいた。

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バイカオウレン 梅花黄蓮 (Coptis quinquefolia、キンポウゲ科)。
日本自生種。 福島以南の本州、四国に分布。

雑木林や森の中のやや湿った場所に生え、時に群落をつくる。
その名のとおり、梅の花に似た白い小さな花が咲く。

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湿り気のある日陰のグランドカバーになる。

ヨーロッパ原産のヘレボルス(クリスマス・ローズ)は大人気だけど、
同じキンポウゲ科のこんな可憐な野草が近くにあるのだから、ちょっと見直してやってほしい。
「日本のクリスマス・ローズ」なんていうには地味すぎるだろうけれど。

ヘレボルスと同じく、花に見える部分は
がく片」だそうだ。


今のところこの一輪だけだけれど、暖かくなったらもう少し咲くだろうか。
楽しみ。

そういえば去年、その名も Byca-auren という高知県のナチュラル素材系の雑貨屋さんで、
生まれたばかりの子供のための「歯がため」を購入したのを思い出した。

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このテのものはプラスチック製のものが多いけど、木の感触を知ってほしくて買ったのだ。
今でもたぶん、居間のどこかに転がってるんじゃないかな。

ウチでは、「ニコニコさん」と呼んでます。
かわいいでしょ。

ではでは、またまた

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2010年10月31日 (日)

秋めく庭、艶葉蕗、霜柱、定家葛など

台風去りし後、今朝の「コンクリ上の庭」。
自宅3階ベランダより。

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こう見ると、地上で見ているのとは印象がちがって、
まだ作りたての真ん中の四角い庭が意外に小さく見える。

ゆくゆくは、この味気ないコンクリ露出部を
ウッドチップか何かで覆ってしまおうかと思っているのだけれど、どうだろうか。

雨の中の庭。
だんだんと、秋の装いに。

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壁面を彩るツワブキにも、けっこう立派なつぼみがついた。
この過酷な環境の中で弱ってしまう植物も多い中、信じられないほどの適応力を誇る。

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以前の記事で紹介した「カゴ庭」のシモバシラも今、いっぱい花が咲いている。

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さっそく、ヒラタアブが食事に訪れてくれた。
「いらっしゃい !」

この昆虫の幼虫はアブラムシをせっせと食べてくれるので、庭でいつも大歓迎されている。

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このシモバシラ、さすがにシソ科だけあって、
剪定した不要枝をテキトーにその辺の土にブスリと挿しとくだけで、
信じられないほど簡単に根付いてしまう。
この方法で、ウチの庭のあちこちで今咲いている。

日本の野草などというと繊細なイメージが湧くかもしれないけれども、
わが家の環境においては同じシソ科のラベンダーやローズマリーなんかよりずっと強勢。
無機土壌 (ネニプラス) ・ ほぼ無施肥という環境でこれだけ花をつけるというのもスゴイ。

玄関脇の雨どいに伝わせたテイカカズラが赤く色づき始めた。

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何ともいえない色合い。
他の場所にもこの植物がたくさん植えられているにもかかわらず、
ここのテイカカズラだけがこんなにも色づいているのはやはり、
毎夕のように西日の直接的な洗礼を受けているためだろうか。

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燃え立つ定家葛。

ではでは、またまた 

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2010年8月13日 (金)

濃い日陰の庭をデザインする (3)

「濃い日陰の庭」の石積みにからませようと挿し木したオオイタビ (Ficus pumila, クワ科)。

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このフィカス・プミラの挿し木については次回の記事にて。

では次。

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勝手に生えてきて勝手に蔓延ったチドメグサ (Hydrocotyle sibthorpioides、セリ科) の仲間。
ノチドメ (野血止) というヤツでしょうか。
人によっては、タチの悪い雑草と呼ぶでしょう。
怪我したところにこの葉をもんで擦り込むと、血が止まるのだとか(ほんまかいな)。

これはこれできれいなグランドカバーになりそうなので放っておいたんだけれど、
ある朝気がついたらきれいにむしり取られていた。
隣家の母親がヨーでもなく「クサむしり」してくれたそうだ。
「何で」と聞くと「クサばっかり生やしとくなんて、だらしがない」のだそうだ。
むむっ、早急に家族間でのコンセンサスの構築を図らねば・・・。

それでも、けなげなチドメグサは根絶やしからは程遠かったらしく、
今では逞しくも下の写真のようにわが世の夏(!?)を謳歌している。
この時期は特に、地面が露出して乾燥するよりも、
雑草だろうが何だろうが地面をカバーして湿気を保たせた方が絶対いいに決まっている。

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ところどころ、コケも試してみた。

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ジメジメした日陰なんだから、コケにはいいだろうと思っていたらどうもそうでもないらしく、
拡がることなく消えていってしまうことがほとんど。
色々な種類のコケで試したのだけれど・・・。

どうも、うちの庭はコケとはあまり相性がよくないみたいだ。
やっぱり、見た目以上に乾燥しているのだろう。
それとも、何か特別なコツでもあるのだろうか・・・?

今現在の様子。

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雨が降った後などは、しっとりとしたいい雰囲気になってきた。

今まで紹介したもの以外では、
フウチソウ(石積みの隙間に土を入れて植えた)、挿し木で増やしたテイカカズラ、
どっかから飛んできたタネで増えた正体不明のスミレ、
どっかから飛んできたタネで増えた正体不明のヒメツルソバ、
白斑入りのヤブラン、勝手に生えてきたシダの一種、ヤマアジサイの一種、リュウノヒゲ、
咲いたのを見たことがないキレンゲショウマ、
咲いたのを見たことがないロクベンシモツケ、などが植栽されてます。

ではでは、またまた 

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2010年8月 7日 (土)

濃い日陰の庭をデザインする (2)

三階建ての家に囲まれた濃い日陰の庭。

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「谷間の百合」のごとく黄花カタクリ (Erythronium 'pagoda' 、ユリ科) が咲く。
これは春。
北米原産のカタクリで、日本の紫の花をつけるカタクリと違って、暖地でも栽培できる。
本当は、日本のカタクリを毎年自分の庭で見たいのだけれど。

この環境で、植えた翌年も花をつけてくれたけど、
光合成が十分できないはずなので、そのうち消えてしまうかも。

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トキワナルコユリ (Polygonatum sp. 、ユリ科、中国原産) の芽出し。
「トキワ (常盤)」 というだけあって、冬も葉を落とさない。常緑のナルコユリ。
ほとんど日が差さない場所でも大丈夫、だんだんと広がっていいグラウンドカバーになる。
全然意識してなかったので、花が咲いたかどうかわからない。

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日陰の女王さま、ギボウシ (Hosta、ユリ科)。
これは確か、「サガエ (寒河江)」 だったかな !?

こう見てくると、ユリ科の植物はよく使えるなーと思う。

ホスタの後ろに見えてるハート形の葉っぱは、イカリソウ。
今のところ、花は咲いていない。

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日陰だの日向だのツベコベ言わないフッキソウ (Pachysandra terminalis、ツゲ科)。
脇役として、他の植物を引き立ててくれる。

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うーん、まだ何ヶ月かしか経ってないのに、春はこんな感じだったんだ。
今はここはまったくちがった風景になっているんだけれども。

ヤグルマソウ、キョウカノコ、イワタバコ、クサソテツ(コゴミ)。
クサソテツの後ろの植物はユキザサだったろうか。

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「ツベコベ言わない」ヤツデ (Fatsia japonica、ウコギ科)。
フッキソウといっしょでどんなところに植えても見栄えがする素晴らしい植物。
ありふれた植物だけれど、こういう条件付きの場所でこれ以上ないほど重宝する。

左手前は勝手に生えてきたミョウガの葉っぱ。
勝手に生えてきたものをむやみに抜かない、というのが僕のポリシー。
外来種は別だけれど。

右手前は斑入りのハカタシダ。
涼しげな斑入りセキショウ (Acorus gramineus 'Variegatus' 、サトイモ科) も見える。

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夏の花、フシグロセンノウ (Lychnis miqueliana、ナデシコ科)、その白花品種。
最近咲いたばかり。
日陰にくっきりと映える一輪の花。

続く。

ではでは、またまた

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2010年8月 4日 (水)

濃い日陰の庭をデザインする (1)

わが家と隣家とのごく狭い隙間に、ほんの申しわけ程度に長方形の植栽地がある。
広さは、1.2メートル×3.0メートルくらい。
もともとは、隣家に住む実母が庭いじりを楽しむために土間コン化を免れた場所。
だが、家を建ててからほとんど省みられることなく、
おざなりに植えられた草花たちが闇雲に蔓延ってしまっているのを見かねて、改造に乗り出してみたというワケ。

ただし、日照条件ははっきり言って劣悪。
お互いに三階建ての家の壁に囲まれた場所で、ひどいところでは夏場でも直射日光が当たる時間最大で30分。
イギリス人園芸家のポール・スミザーさん言うところの、いわゆる「ディープシェイド (deep shade)」に分類されるだろう場所だ。

参照 : 『日陰でよかった! ポール・スミザーのシェードガーデン』

日陰でよかった! 日陰でよかった!

著者:ポール・スミザー/日乃詩歩子
販売元:宝島社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

もともとここには、ネムノキやカルミア、ヤマアジサイなど、
主に日向から半日陰で機嫌よく育つ植物たちがランダムに、というかただ乱雑に植えられていて、
年々元気を失っているのが分かるほど疲弊しているように思えた。

というわけで、花や実はこの際いさぎよくあきらめることとして、葉の色や形のグラデーションで勝負することに。

残念ながら酷い状態の改造前の写真は撮りそこねてしまった。

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去年のはじめ。
もともとあった植物たちをあらかた処分し、バーク堆肥や腐葉土などを漉き込み土壌改良。
いちばん陽の当たらない角地にはもともとあったシャクナゲを移植。
ここに植えたら、ほぼ花は見込めないだろう、と思っていたら、咲いた。

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「こんなところに植えちゃって、ゴメンね」と謝りたい気分に駆られた。

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拾ってきた石ころを、ごくテキトーに配置、一部は立体感を持たせるために組んでみた。
また、これは単なるイタズラだけれども、使わなくなったり欠けた鉢を再利用し、ちょっとした水溜まりを演出。
ただ、今ではボウフラたちの繁殖地になり下がっている。

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南側から眺めたところ。
石の配置が中途半端なのは、結局石を集めてくるのが途中で面倒くさくなってしまったため。

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それでも、春になれば、石組みの間から眩しい緑の新芽が・・・。

続く。

ではでは、またまた 

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2010年7月31日 (土)

今年のブラックベリーは

今年も、もうずいぶん前から庭のブラックベリーが色づきはじめている。

ブラックベリー。
Rubus fruticosus、バラ科。アメリカ原産。

夏場になると、目隠し用の鉄製のフェンスなどに絡ませているのをよく目にする。
最近はやりのキュウリやゴーヤなどで緑のカーテンを作るようなやり方で
このブラックベリーを使っているのを見たけど、あまりうまくいっていなかった。
葉っぱの色と質感が陰気くさいためだろう。

育て方として、「水はけの良い、日当たりのいい場所に植えます」などと書かれていることが多いけれど、
わが家では、一日中ほんの少ししか直射日光の当たらない(夏場でも二時間ぐらいか !?)
木製フェンスにからませているけれども、
それでも隣に植えているメドーセージ (サルビア・グァラニティカ) とともに
他の植物を圧倒するかのように蔓延っている。
肥料もとりたてて必要ないし、放任で育つのもいい。

5月から6月にかけて、ほんのりピンク色がかったかわいい花を咲かせる。

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花びらが落ちると次第に実の部分が大きく膨らんでくる。

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6月の初旬の様子。まだ実は固い緑色。

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梅雨を越す頃、いきなり赤く色づく。

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「ブラックベリー」の通称どおり、まっ黒くなった頃が食べごろ。
ベリー系の酸味が苦手な僕には熟れきっていないと酸っぱくてとてもじゃないが食べられない。
地面に落ちるか落ちないか、という瀬戸際で触れると、ポロッと落ちる。
そのタイミングが難しい。

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きっと、アントシアニンたっぷりにちがいない。

ブラックベリー、小一の娘は「クロッペリー」と呼んでる。
じゃあさしずめ、ブルーベリーは「アオッペリー」というわけだろうか。

ではでは、またまた 

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2010年4月17日 (土)

ホスタ、ギボウシ、ウルイ : 日陰の庭にて (4)

4月ももう半ば、葉桜の季節だというのに、一昨日あたりから急に冷え込み、
今はちらほら雪も降り出しているようだ。

この寒暖の差の凶暴さ加減はどうだろう。
確か数日前の休日には、半そでシャツ一枚で公園を闊歩する人々が見られたほどだったのだけれど。

そんな中、わが家の庭の植物たちも去年に比べて芽だしのにぶさに気付かされる。

ホスタ(Hosta, ギボウシ)は、日陰の庭に華やかさを演出してくれる数少ない植物のひとつ。
もともとわが国原産のものが多く、かのシーボルトらによって欧州にもたらされ、
多くの育成品種が逆に日本にもたらされたきた経緯があることはよく知られている。

ホスタ「寒河江」の芽だし。
10日ほど前はこんなかんじだった。

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突然、何の前触れもなくニョッキリと地下世界から現れる、このタケノコライクな力強さ。

そして、これが今現在のすがた。

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この何ともいえないふくよかな曲線。

この品種はよく株張り1.5メートルはあるだろうかという巨大な株を見かける。
何年ぐらいしたらあんなふうに立派な風情になるのだろうか。

日本人は古来よりこの段階で摘み取り、山菜として食してきた。
いわゆる「ウルイ」である。
ホームセンターなどに行けばその根がジャガイモやミョウガなどとともに家庭菜園用にごく普通に売られている。
スーパーなどでこの時期山菜として店頭を賑わせたりしているのかもしれないが、よく知らない。

2010041702a

こんなのが売ってるの ?
お店で見かけたら、買ってきて(以上、業務連絡でした)。

ただし、お庭に生えているような斑入りなどの品種改良されたものはあまり美味しくなさそうに見える。
実際、「ビッグ・ダディ」や「パトリオット」の芽を食したという人に会ったことはない。
それならいっそのこと自分で食してみようと思うのだが、もったいないという思いが先に立ち、躊躇してしまう。

こちらは、鉢植えの「寒河江」。

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去年の同じ時期は、もうここまで葉を展開していたのだから、やはり今年は成長が緩やかだといえそうだ。

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それ以外の種類の現在の様子。
品種名は忘れた(左のは「ゴールデンティアラ」だったかな ?)。

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夜のうちに雨の降った次の日の朝が、ホスタがもっとも輝いて見える時。

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その水滴の付き方ひとつひとつが、何とも個性的。

こちらはブルー系のお気に入りの品種、「ハルシオン」。
去年の画像。

2010041708a  2010041708b

別の場所の「寒河江」。現在の状態。

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これが、去年のまったく同じ時期の写真。

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他にもいろいろな品種が植えられているはずなのだが、まだ芽すら出していないものもある。
人間と同じで、やたらと早起きのヤツもいれば、いつまでもフトンから出られないというタイプもいるようだ。
事実、ふた株ある「フランシス・ウィリアムス」はどちらもまだ惰眠をむさぼっている。
耳を近づけると、かすかに寝息が聞こえた・・・

・・・ような気がした。

最後に、一番のお気に入りをご紹介。
「ジューン」。
その名のとおり、6月ごろがもっとも美しく完璧なフォルムを見せてくれる品種。
今現在はそれこそまだ「ウルイ」より前の段階。

2010041711

これが去年の5月ごろの写真。

2010041711a  2010041711b

何しろ、ホスタには水滴がよく似合うのです。

ではでは、またまた  

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2010年3月12日 (金)

春待つものたち、メダカもまた : 日陰の庭にて (3)

薄めのシャツ一枚で難なく一日過ごせたかと思うと、
突然の冷たく湿ったドカ雪。
ジッと立ち止まることさえ困難を覚えるほどの強風が過ぎ去ったかと思うと、
次の瞬間にはもう空はいつも以上の蒼さをすでに取り戻している。

これほどまでに凶暴な気候と気温の上下運動が
三寒四温などというさも穏やかな四文字熟語に静かに収斂してしまって果たしていいものだろうか。
それでも、あと10日もすれば桜の開花などという
毎年お決まりの華やいだ退屈な知らせがチラホラもたらされるのだとは、俄かには信じがたい。

先日は、翌日には跡形もなく消えてしまうひどく水っぽく、重たい雪が舞った。

せっかく花茎を展ばしたのにうなだれてしまったヘレボルス「ニゲル」。

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青い模様がより映えるプシュキニア。

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外の世界の様子をジッとうかがっていた小さなものたちはしかし、
上空からの純白の客をむしろ両手を広げて歓迎しているかのようだった。
 

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シャーベットなみにトロトロになった水の中をかろうじて遊泳する
スイレン鉢の中のヒメダカたち。
たくさんいるはずのエビさんたちは、底土の辺りで凍えているのだろうか。

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ではでは、またまた 

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2010年3月 9日 (火)

この芽はなんだ : 日陰の庭にて (2)

3月に入って、庭のあちこちからいろんな植物が顔を出し始めた。
球根なんかがその代表格だけれど、いつ、何をどれぐらい植え込んだものなのか。
横着な自分はメモをとっておくということをやらないもので、
記憶をたどってもどうしても思い出せないものがたくさんある。

たとえばコレ。

2010030901

一週間くらい前に顔を出し始め、
「雑草か ?」
と引っこ抜く間もなくスクスクと葉を展開しはじめているコイツは、
いったいナニモノなのか。

あるいは、コレ。

2010030902  2010030903

厳しい冬を何とか越えて輝きを取り戻しつつあるコケ山の手前に突如ヒョッコリ現れたコイツは、いったい・・・

念のため、去年の画像も確認してみたのだがとんと判明しない。

しかしよく見ると、葉の真ん中に白い斑が入っている。
どう見ても、勝手に生えてきたそこらの雑草とはワケがちがう。

ということは、去年のいつか、いや、おそらく秋だろうが、
明らかにわざわざこの場所を選んで、
何らかの明確な意図を持って、コイツの根を植え込んだ者が存在する、
ということもまた明らかだ。

それは果たして誰なのか。

言うまでもない、自分だ。
夢遊病患者か何かのように夜中にむっくり起き出して、
真っ暗いなか土を掘り、
ご丁寧に嬉々としてジョウロで水やりまでしている。
そうに違いない。

そういえば今思い起こすと、
なぜだかやけに爪の間が汚れている朝が、
普段では考えられない場所に園芸道具が無造作に転がっており、
訝しく思った朝が、
確かにあった、ような気がする。


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本日の夢遊病的穴掘り音楽

ムーンライダーズ / 花咲く乙女よ穴を掘れ (1982)

MANIA MANIERA MANIA MANIERA

アーティスト:ムーンライダーズ
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